Climbing Mate Club

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Chronicle

谷川岳(東尾根・一の倉沢烏帽子岩南稜)

アックスイメージ
メンバー 丸山・栗原・久住
日程 2001年5月20日〜21日
記録 丸山

5月20日
豊科IC400−水上IC−630土合駅700− 800一の倉沢一の沢−1000シンセンのコル−東尾根−1300オキの耳−トマの耳1400−西黒尾根−1430ガレ沢のコル−マチガ沢−1700土合駅幕営

5月21日
一の倉沢600−テールリッジ−800南稜1100−5ルンゼの頭−1400一の倉沢岳1445−1545谷川岳トマの耳1600−西黒尾根−1730土合−水上IC1900−湯沢−飯山−2200豊科IC

交通

 東京からは近い山でも、信州からは遠い山だと思っていたが、高速道路利用なら日帰りも可能。ただし片道5千円もかかるので、人数がそろわないと苦しい。湯沢・飯山周りだと1時間余計にかかるが、国道117号は空いているし、高速代も片道3500円くらい。なお土合の登山指導センターから奥の道は6月まで閉鎖。1時間ばかり歩かねばならない(なぜか一の倉沢の駐車場には数台の車とテントがあった)。

時期

 残雪期のミックス登攣を目的としたが、岩場はほとんど雪なし。東尾根にもリッジ上にまだ落ちきらないブロックが不安定にあるだけ。そのためルンゼ登撃以外はアイゼンは不要。テールリッジへのアプローチには最適。
  標高が低いせいか、岩場はとにかく暑い。飲み水を普段より余計に持参する必要あり。
 上部ルンゼではときどきブロック雪崩が起きていたが、下部の雪渓は安定していて、西黒尾根ガレ沢のコルからマチガ沢はほとんど途切れず、グリセードに最高。出合の林道まで滑降可能。

ルート

東尾根
 第2、第1岩峰とも直登。登山靴によるⅢ以下の岩稜と雪の不安定なリッジ登攣。いやらしい草付きの処理。谷川岳の全体像を知るには最適。

南稜
 ガイドブック通り。終了後の一の倉尾根は予想外に大変。5ルンゼの頭付近のもろい岩稜登攣(Ⅱ、1部Ⅲ)と草付きは気をつけた方がいい。水なし、暑い。