山行概略 2
山行概略は、前HPにあった「山行記録短信」という掲示板に投稿されたものを載せています。
南沢大滝
2002-03-31
Name:宮坂博明
3月31日 メンバー:永沢、西堀、宮坂
今シーズンの登りおさめでした。
7:30美濃戸口で永沢さん西堀さんと合流、ピックアップしてもらい美濃戸、8:15出発、9:00大滝。アプローチ日陰はなめ滝状態、日向は夏道、帰りは嫌だな。
現場はかなりの混雑!合計5〜6パーティー、トップロープ4本という状態。とはいえ氷の状態はよく、気持ちよく登ることができた。
永沢さんは流石っ!西堀さんかっこいいっ!といった感じでした。僕も少し良くなったか?といったとこか、足が課題ですな。「来年はリードで登る」を目標といたしました。
15:00終了心配していた帰りも無事に15:30下山、楽しい山行になりました。
永沢さん、西堀さんありがとうございました。
火打山 パウダーを楽しんできました
2002-03-23〜24
Name:永沢栄
3月23〜24日 メンバー:永沢、栗原、横山、浅原
23日 吹雪の中高谷池ヒュッテに、一番中吹雪
24日 吹雪は6時ごろ終わり7時くらいから快晴 8:00ヒュッテ発 9:30火打山頂 山頂から膝上のパウダーを飛ばす10:30ヒュッテ着 黒沢まで来ると又ふぶき始めた 新雪の中を三田原山から杉の原スキー場に滑り込む 14:00駐車場着 深雪を堪能しました。
錫杖1ルンゼ登りました
2002-03-16〜17
Name:永沢栄
昨年来の念願錫杖岳1ルンゼ、オールフリーで登りました。
3月16〜17日 メンバー:永沢、乃村
16日 7:00松本発 8:30槍見温泉 氷の状態を見るために中尾温泉へ 下部の氷は無いが上部は繋がっている取りあえず行く事にする。烏帽子は中尾温泉から見ると本当に烏帽子に見える。9:00槍見温泉発 11:30 クリヤの岩小屋着
上の台地にテントを張る 1ルンゼ基部までラッセルと荷揚げ 13:30帰幕
17日 4:30 発 5:00 取付 5:30 左のバンドから取り付く 3ピッチ目から氷雪壁 実質3ピッチ120m程度の氷漠登攀 グレードは精々V 10:00登攀終了 予定通り1ルンゼ左を懸垂で下降 11:00取り付 11:30帰幕 14:30槍見温泉 16:00松本
戸台舞姫の滝・駒津沢
2002-02-09〜10
Name:丸山武志
2月9日〜10日 メンバー:丸山、西堀、百瀬、栗原
2月9日 松本ー戸台ー丹渓山荘ー舞姫の滝 戸台河原にはたくさんの車があったが、丹渓山荘には一張りのテントもなく、ここから膝くらいのラッセル。舞姫の滝(F3)はかなりいい状態。昨年の同じ時期より幅広くしっかり凍結。丸山ー西堀、栗原ー百瀬で登ったあと、F3にもどりトップロープで練習。夕方寒くなって戻るころ、2パーティーほど登ってきた。
2月10日 駒津沢F2まで往復後下山 双児岳まで抜けるつもりだったが、先行パーティ(4人)あり、滝で待つことになったので駒津沢F2で戻る。戸台川F1がきれいに結氷していて驚いた。昨年は左端しか凍っていなかった。駒津沢F1は左寄りを丸山‐西堀、右寄りを栗原ー百瀬でつるべで登る。F2の右奥に8mほどの垂直の滝があり、丸山‐西堀で登る。戸台着5:30。いつものように一風呂浴びての極楽山行となった。
戸台駒津沢
2002-01-26〜27
Name:永沢栄
戸台の駒津沢に行ってきました。
メンバー:永沢、河竹、川原、村上
1月26日 松本6:00発 戸台8:00 丹渓山荘10:30 幕営 同発11:00 戸台川 F1 13:00 駒津沢 F1 14:00 F2 終了16:10 丹渓山荘着19:00
1月27日 丹渓山荘発9:30 戸台着11:30 松本着 16:00
天気が悪くなるとの予想で、戸台には車が2台しかない。道はつるつるで歩きにくい。
丹渓山荘にはホームレス風登山者が住み着いている。テントを張ろうと思ったら、ポールを間違えてきたことが判明、でも何とかなった。月稜会の2名は舞姫の滝に行くようだ。我々は駒津沢へ向かう。途中馬目パーティー(七条瀑)にエールを送り本谷F1へ。
本谷も駒津沢も、村上、川原オールトップで登攀終了。
夜から雨、朝も雨のため帰ることに決める。
下り始めるころ、雨は雪に変わった。
湯川
2002-01-13
Name:永沢栄
湯川の氷に行ってきました。
メンバー:永沢、村上、西堀、山谷、(横山)
1月13日 松本6:00発、灯明の湯8:00、湯川(氷)8:15着
三才山トンネルを抜けると雪も少なくなり、灯明の湯ではポカポカ陽気。雪の無い林道を容易に湯川まで入れることが出来ました。車を降りて徒歩3分で氷が登れるのが良いですね。
我々以外に3パ−ティー、8人と少し混んでいましたが、V〜Ⅵ+をトップロープで各自4〜10本程度登りました。
ちょっとハングして来ると途端に腕がパンプしてしまい、トレーニングの必要性を痛感した。
大勢で行ったので良い写真が撮れ、各自改良の参考になりそうです。
対岸の湯川の岩場は日が当たり、暖かそうでした。
塩沢左俣
2002-01-12
Name:友藤考則
塩沢左俣F2まで登りました。
メンバー)友藤、丸山武志
1月12日快晴 2時松本発 4時駐車場発他に車なし雪も少なそうだ輪かん持たずに行くことにする。
9時20分 二俣 塩沢出合いより途中まではトレースは無いが雪は雨のお蔭か?締まっている。「稜線まで行けますね?」「頑張りましょう」のモチベーション高く意気揚々2人でしたが段々と雪がモナカ状態で二俣見えるが着かない−−−挙句に某氏のザックが枝に引っかかり敗れ安全ピンとテーピングで応急修理。お蔭で荷物容量は減る。これが復路チンドンや状態で戻るはめに、はたまたアクシデント発生になるとはその時は想像もしなかった。
修理後ひたすら二俣目指しラッセル。これでは予定のF10までは着かないだろうと内心思い始める。
10時25分 F2取付 二俣からは腰以上潜る潜る。F1は雪の下。40分 F2開始 ロープだし友藤リード。前回登った時より氷の発達は悪くグサグサ右を直登予定が左トラバース、今度は右トラバースとジグザグの効率悪いリードでした。スピード無い最低でした。上部は雪の下。抜けた所も石も潅木も埋没状態。
12時20分 フォロー終了時間を考え前進するより、ここをトップロープで練習する事に変更。
16時 F2取付発 御互い2本練習する。N氏の「エイヤー」の掛声に習い小生もだすが気合が結構入るもの。でも色気が無いと?言われる次第
17時半 塩沢出合まで約30分、休息してザックを見たら雨蓋と本体に挟んでいた袋入りのアイゼンが無い--途中で落としてしまった--40分登り返し探すが暗い中では解らない。ただ見当はついていたので翌日回収に来ることにする^^。
20時 駐車場着 温泉大好きな私達は仙流荘で風呂に入る。やはり下山後は温泉だ! 22時40分 松本着 眠い中到着。しかし、これで終わりでは無い--。
翌日、無事アイゼン回収。場所は前日暗いので引き返した所から30m上でしたーーーー
教訓①ザックが破れたりすれば紐でザックを縛るなりしましょう。以上です。
追伸)懲りずに12月に稜線まで抜けて来ます。それまで今期修行です。
仙丈岳 岳沢
2001-12-30〜2002-01-01
Name:永沢
仙丈岳 岳沢行って来ました
メンバー 永沢、川原、村上
12月30日 河竹さんに送ってもらって、雪の中丸山林道へ 9:30 岳沢越13:30 岳沢出合16:30 F1手前 18:00
積雪多くF1までも行けない。先が思いやられるがとりあえず行く事にする。
31日 起床4:00 出発6:00 F4上9:50 ソーメン流し上15:30 上の二股18:00 幕営
F2までは積雪多く、腰から胸までのラッセル。
連漠帯に入ると幸いに雪がしまってきて膝上のラッセルとなる。F1、F4、ソーメン流し上部のみザイルを使う。
1月1日 安心して寝過ぎて7:00起床 9:30出発 仙丈岳12:00 北沢峠 14:00 戸台17:30
上部もしまっていて、早く登る事が出来た。仙丈岳では強風にやられたが、何とか無事下山できた。
南ア黄蓮谷左俣
2001-12-26〜28
Name:丸山武志
黄蓮谷左俣 12月26日(水)〜28日(金) メンバー:丸山武志、西堀祐子、大橋一寛
12・26 晴れ
竹宇駒ケ岳神社ー五合目小屋
雪があまりなく面食らう。先日の連休以来全く降ってないようだ。黄蓮谷への下降路確認、トレース完璧で安心。
1227 晴れ 五合目4:20−−5:20黄蓮谷ーー坊主の滝ーー二俣6:40−−8:50大滝ーー最後の滝終了1130ーー13:45稜線(八合目)−−15:30五合目小屋
ルンゼ内は風でトレースが埋まり、結構ラッセル(一部腰まで)あり。とは言え、連休中のトレースもだいぶ残っていて有り難く利用させていただく。晴天のもと、他にはだれもいない黄蓮谷。自分たちだけの世界。大滝もそれぞれのスタイルで思いっきり楽しんで登る。西堀さんの「エイ、ヤアー」という気合が谷間にこだまする。アイスクライミングの楽しさを存分に味わった一日でした。
夜は七条の小屋で仕入れたBeerで話が盛りあがり、愉快な仲間に恵まれた楽しい山行になりました。
翌日無事下山(神社9:30)。連休中に入った皆さん、ラッセルご苦労様、ありがとうございました。
八ヶ岳広河原左俣
2001-12-23
Name:丸山武志
広河原左俣 12月23日(日)快晴 メンバー:丸山武志 西堀祐子
舟山十字路8:00 路上駐車がいっぱい。ゲートができていた。雪は多いがトレースばっちり。
滝は全部凍っていて露出していて飽きない。大滝でロープ出して順番待ち。最後の10m滝は悪相で他パーティーは中央稜方面へ逃げる。右下が完全に欠け落ちており、他も下部がえぐれてかぶり気味。先行一組のあと、左隅を一直線。ちょっと緊張。
この上はルンゼ内に全くトレースなしで、御小屋尾根へ出て終了。快晴のもといいトレーニングになる。