Climbing Mate Club

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Chronicle

夏の明神岳東稜

カムイメージ
メンバー 丸山、村上、船越
日程 2000年7月22日〜23日
記録 丸山武志

堀金600——上高地800——明神900——ひょうたん池1130——明神岳1615 ——明神前穂コル1640——(幕営)——前穂高岳700——吊尾根最低コル800 ——奥穂高岳——天狗のコル1230——岳沢1500——上高地——温泉沢渡

 古い地図には明神からひょうたん池までのルートが点線で記されているが、新しいものでは消えている。実情は明神からのしっかりした道が宮川のコルを超えたあたりから不明瞭になり、ついには踏みあとを選んで行く程度に。ひょうたん池が近づくと再びしっかりとした道になり、東稜ではかえってかなりはっきりしたルートとなっている。

 朝8時に上高地を出てひょうたん池11時半、岩壁に3時。荒らされてないお花畑が美しい。村上氏リード楽々。ただ勢い余って直接主峰に突き上げるルンゼを登る。明神主峰に4時すぎ。船越氏も体力気力充分。前穂の登りで幕営。強風。奥叉白側の谷頭に積雪多し。

 翌日吊尾根経由で奥穂高。ジャンダルムの登攀1ピッチ楽しむ。ミトン・アイゼンなしの極楽登攀。馬の背の下りで船越氏やや苦労。天狗のコルからはスタカットで。村上・船越両氏雪上に今後の課題みつける。