Climbing Mate Club

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Chronicle

春のコブ尾根

アックスイメージ
メンバー 丸山、永沢、福与、村上
日程 2000年5月13日〜14日
記録 丸山

波田600——上高地720——岳沢1020——コブ越えコル1530——コブの頭1700 ——天狗のコル1830——岳沢1900(幕営)——上高地——波田

岳沢にテントを張り出発したのが10:20、ヒュッテ裏のルンゼは緩んだ悪雪のラッセル。コブ尾根に出て最初の小ピークの下りが、バックステップで冷や汗もの。永沢氏がいなければ立ち往生。

コブ越えは3ピッチ、永沢—村上、丸山—福与でほとんど直上。3ピッチ目のはじめ1手はかぶっているが、よく見ればガバあり。懸垂点までやせたリッジをまたいで渡り、左に回りこんで到達。雪はとにかく不安定。コブ沢、扇沢どちらからも雪崩が絶え間なし。

全員コブを超えたところで、雷の洗礼。しばし岩陰で休憩。雷鳴が遠のいたところで、再出発。ノーロープでラッセル。福与氏の馬力はすごい。夕5時コブの頭。

天狗のコルまで1度主稜線をはずれて下りすぎたが、回り込んで事無きをえる。気温が下がり、雪崩のとまった天狗沢をシリセードで一気に下って岳沢へ。

教訓:昼過ぎの登山は気をつけるべし。